『リビングラボ』とは
まちの主役である住民(生活者)が、暮らしを豊かにするためのサービスやものを生み出したり、より良いものにしていくことを目指した新しい地域・社会活動です。
世界では欧州を中心に400ヶ所のリビングラボが活動しており、近年日本でも注目されつつあります。
横浜におけるリビングラボの展開
市民活動や町内活動の中心は、これまで高齢の方や主婦の方が担ってきました。しかし、時代が変化し、こうした方々のほか、学生など若い方、30~40代の働き盛りの地域の事業者などの多様な主体にも地域活動への参画が求められるようになりました。
一方で、事業者の多くは、地域活動にボランティアで参加するというのは難しく、地域活動へ参加してもらうために新たな地域活動のあり方を考える必要が出てきました。そうした中、ビジネスの視点をもった地域への関わりをひとつのテーマとして生まれたのが横浜リビングラボです。現在、横浜市内では、15地区以上でエリアの名を冠したリビングラボの取組が介護や教育など、様々なテーマのもと、活動しています。
リビングラボ概念図
とつかリビングラボとは
横浜市戸塚区の地域の課題を抽出し、解決やより良いまちづくりにむけた連携体制の構築・提言・イベント運営などの活動(事業)に取り組んでいます。
また、暮らしを豊かにするため、地域の医療・子育て・介護・障がいの地域課題も多面的・共生的な視点でとらえ、住民や企業・NPO法人・社会福祉法人・自治体・大学・医療機関・行政など様々な主体が協働し、地域価値を生み出すことを目的としています。